3.なぜ、鹿児島は唐芋焼酎になったのでしょう?

 鹿児島では、今日、唐芋焼酎が一般的です。唐芋とはさつまいもの鹿児島での呼び名で、17世紀の初めに沖縄から唐芋焼酎が伝わってきたのを境に、唐芋焼酎が作られ始めたと考えられています。鹿児島のシラス台地という唐芋栽培に適した土地柄もあって、急速に唐芋焼酎作りが広まったようです。

 実際に、唐芋焼酎を本格的に作り始めたのは、18世紀初頭、前田利右衛門という人が、琉球から唐芋の苗を鹿児島山川に伝えた以降の事だと言われています。要するに、庶民の酒である焼酎作りの原材料に高価な米を使う事は、勿体なかったというのが、唐芋焼酎になった原因のようです。

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